実際の格安海外旅行代理店での航空券とパスポートに関するトラブル
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![]() ![]() 旅行代理店を使う場合は、格安の旅行代理店には注意しましょう。特に、新婚旅行などは一生に一度のことなので、トラブルや不快な思いをしないためにも、慎重に選びたいところです。「安い」ということには、必ず理由があります。 例えば、格安ということは、それだけ代理店が取る手数料が少ないということなので、多くの客を回す必要があります。そのため、本来必要な説明がされなかったり、手続きも含め、不備が出やすいということが挙げられます。また、手数料はしっかり取り、その分何らかのサービスの質やランクを落としている、ということも考えられます。 海外旅行に慣れていない方は特に、十分注意したほうが良いかと思います。 ![]() 実際、私たちが利用した格安の旅行代理店で私たちとの間でトラブルが起こり、航空券の取り直しによって、代理店側から3万円余計に請求されるということになりました。 航空券の取り直しの理由は、パスポートのローマ字表記と、代理店の申し込み時の書面のローマ字表記が違い、それにより、代理店側が取得した航空券の申し込みのローマ字の表記が異なっていたことです。 例) 申込書に書いた記載 日本語表記名前「山田 みほ」 ローマ字表記(ヘボン式)「YAMADA MIO」 パスポート上の正しい記載 日本語表記名前「山田 みほ」 ローマ字表記(ヘボン式)「YAMADA MIHO」 これは代理店への初回申し込み時に、妻のパスポートが今は手元になく、パスポートのローマ字表記に不安がある、と申し込み書を書く前に相談したところ、代理店側の担当者が「仮に読み方が多少違っていても、パスポートの更新時に名前の読み方の変更は可能なのでたぶん大丈夫」といった、適当かつ誤った説明をし、申込書を急かせたことが相違の根本原因でした。 代理店側は「説明に配慮がなかった点」については、認めたものの航空券の再取得費用の3万円については、減額できないとの回答をしました。 減額しない、ということは代理店側は、口では謝っているものの「口頭で言ったことなんだから証拠がなく、何とでもなるわ。こっちには書面がある」ということです。要は悪いと思っていないわけです。 この代理店の雑な対応は、手数料を取るための罠かと、思ってしまったほどです。 私の父が大手海外旅行会社での勤務経験があったため、相談したところ、下記のような回答でした。 「はっきり言って、その代理店はプロではない。申し込み時に、申込者のパスポート内容(名前、有効期限等)を代理店が確認するのはプロとして当たり前。それを怠っている時点でプロの仕事ではない。」 「ただ、書面を書いてしまったことがこちらの分が悪い。ゴネれば何とかなるケースもあるかもしれないが・・・」 新婚旅行で休める日程も決まっており、他の旅行会社へ切り替える日程的な余裕も無かったたため、最終的に泣き寝入りすることになりました。 ※ただし、申し込み書(契約書)の規定通りの3万円を支払うわけにはいかない、と電話や代理店のほうへわざわざ出向き時間をかけて、やっと2万円ほどまでに下げさせることはできました。 本来であれば、一切支払う必要のない費用だとは思います。ポイントは「代理店側が上記のような申し込みについて誤った口頭説明をした」という点に客観的な証拠がなく、相違があった事実だけが書面に残っている形だったため、泣き寝入りという結果になりました。 まあ、そもそも申込書書いたときに、これは正式な契約書であるという説明も代理店の担当者からはありませんでしたが。 私たちのほうでも、パスポートの内容と申し込み内容が100%合っているか、ということは旅行代理店の言葉を信用せず、ある程度確認すべきでした。 ■格安の海外旅行代理店には、格安の理由がある 実際に私たちが遭遇した代理店とのトラブルというのは、格安代理店であれば、発生しやすくなるかと思います。 もし、格安の旅行代理店を使う場合は、しっかり自分で必要な情報を集めた上で、むしろ代理店まかせにしないほうが良いです。 特に申込書面を書くタイミングと費用を払うタイミングは重要なので、せっかくの記念すべき日に損や不快な思いをしないように心がけましょう。 知らないことで、私たちのように泣き寝入りしないために。 |
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